今回もテキトー医療用語解説をします。

病棟勤務ではよく耳にする機会が多いプンクマルクについてです。

プンクもマルクも穿刺するという意味があるのですが、部位によって違います。

 

プンクは膝や胸腔の穿刺、マルクは骨髄穿刺のこと

プンクは膝の関節液や胸水を抜くために針を指すことを意味します。針を刺すことを穿刺(せんし)といいますね。

それに対してマルクは骨髄穿刺をピンポイントで指します。

プンクは整形外科や呼吸器科など、実施する機会は多いですが、マルクは血液内科などでしか見られない特殊な検査だと思います。

プンク、マルクの看護師の役割は!?

プンクやマルクなどの穿刺に立ち会うことになった場合、看護師の役割としては

  • 患者の観察
  • 検査介助

が大切です。

検査自体は医師が進めますが、その検査をスムーズに出来るかどうかは看護師が適切な準備や介助が出来るかどうかにかかっています。

また体内から水を抜いてくる訳ですから、患者の状態変化のリスクがあります。血圧低下呼吸状態の変化出血、ショックなど起こりうるリスクを把握して介助につくことが大切です。

ですのでプンクやマルクの介助につく場合は、

  • 事前に手順や物品の確認する
  • 患者に起こりうる状態変化を把握する
  • 検体を採取するかどうかの確認

を必ずするようにしましょう。

検体というのは、骨髄液や胸水などを検査に出して、悪性かどうかなどの鑑別をする目的で採取します。

よくありがちなのが、

検体の提出があると知らずに、抜いた胸水(体液)を破棄してしまった

というケース。

これでは検査も出来ず、最悪の場合は患者さんに再度穿刺をして苦痛を味わってもらうことになるため、抜いた体液を捨てていいのかどうかは事前に確認しておくようにしましょう。

患者にとっては苦痛の検査

患者の立場になってみると分かると思いますが、体に太い針を長時間刺されて、水を抜かれるというのは決して楽な検査ではありません。

特にマルクは骨髄にかなり太い針を指して骨髄液を採取します。その際に「ガリガリ、ゴリゴリ」となんとも言えない骨に突き刺す音がするため、患者さんの恐怖や苦痛は言い表せないほど大きなものです。

 

そんな時こそ、看護師がそばについて少しでも安心出来るようなサポートをしてあげられるようにしましょう。

検査の介助ばかりに集中して、患者さんのサポートを忘れないようにしてくださいね。