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今回は潜在看護師について書いてみたいと思います。

 

潜在看護師とは、資格を持っているにも関わらず、看護師として働いていない人のことです。現在潜在看護師は推定で70万人以上いるとされています。

 

何らかの理由により、職場を離れてしまい、復帰をしない、できない状態になっていると考えられます。

個人的には資格が生かされていない状態ですので、とてももったいないとは思うのですが、潜在看護師が増えている背景にはどんなものがあるのでしょうか。

 

看護師が離職する理由

  1. 育児・介護などの家庭環境による制限
  2. 過労・精神的ストレス
  3. 自分の希望に合う仕事が見つけられない

育児・介護などの家庭環境による制限

看護師は圧倒的に女性が多く、妊娠・出産のタイミングは仕事を離れる大きな転機になります。
大きな病院だと産前産後のサポートが充実しており、育休を終えた後も、スムーズに復帰することが可能なのですが、これが個人病院やクリニックなどの場合、十分なサポートを受けることが出来ず、離職から潜在看護師へとつながってしまうことも少なくありません。

 

また介護離職も増えており、育児同様に介護休暇などの制度を使えるような大きな病院だといいのですが、どうしても小さな病院では制度を使いづらい雰囲気があるようです。労働者の権利なんですけどね…

 

過労・精神的ストレス

看護師は精神的・肉体的にとても大変な職業です。人間の生死に立ち合い、悲惨な現場を見たりします。また、肉体的にも夜勤などで生活リズムは乱れ、時間外労働も多く、仕事が続けられずにドクターストップがかかった看護師も見てきました。

 

大変さを知っているから、無理に続けた方がいいなんて絶対に思いません。自分に合わないと思ったら、環境を変えるべきだと思います。壊れてしまう前に。

 

ですが、そのまま資格を持ち腐れにしてしまうのは、とても残念なことだと思います。

 

自分に合う仕事が見つけられない

新卒1年目から3年目の社会経験がない看護師に多い、こちらの理由。

 

「仕事量と給料が見合わない」「もっと高給取りの職場はある」

 

このような口癖を日々繰り返し、自慢げに去っていった人も何人かいました。

 

私は、もっともっと大変なフリーターという立場を知っているから、看護師として働けていることが本当にありがたく思います。

 

実際に辞めていった仲間が、今高給、好待遇の職場にいるのかはわかりません。ですが、看護師でより良い職場を求めて転職を繰り返している人は少なからずいます。

 

離職から潜在看護師になってしまう背景

離職する主な原因は上に書きましたが、なぜそのまま働けなくなってしまうのでしょうか。

復帰への不安

最も大きな理由はこれでしょう。特に育児や介護で1年以上仕事から離れてしまうと、また看護師として復帰するのに大きな抵抗を感じます。

私自身、育休を3回取得していますが、復帰の度に不安になり、かなり落ち着かない日々を過ごしていました。

これが2年、3年ともなればどうでしょうか。

私自身に置き換えてみても、怖い、出来ないと思います。何が出来ないのか。知識は勉強すればどうにかなりますが、臨床で習得した技術、経験がなくなってしまっているのです。

 

 

医療の現場は毎日新しいことばかりで、医療の進歩もあり、自ら進んで学ばないとついていけません。そんな現場から何年も退いていたとなると、もう戻れないような気がしてしまうのは当然かもしれません。

職場への不安

上で書いた復帰への不安が自分自身のスキルについてであるのに対し、こちらは職場という環境要因です。どんな仕事内容なのか、求めている看護師レベルがわからないなど、ここが自分のレベルとマッチしなければ看護師の仕事を続けることは困難になります。

働きたいと思ったら

資格を取得した以上、それを活かしたいと思うのは普通の事です。ブランクが長くなってしまっても、その資格は無くなりません。

 

もし現在潜在看護師として、働こうか悩んでいる人がいたら、ぜひ一歩踏み出して欲しいと思います。

 

私自身が看護師の資格を取って、心からよかったと思える日々を過ごさせて貰っています。また働く喜びや生き甲斐を見つけてみませんか!?

ハードルは一番下へ

働こうか悩んだら、まずは先ほどの自分のレベルと職場のレベルをとことん下げて考えて下さい。

 

例えば今まで、急性期の現場でバリバリ働いていた経験があるとしましょう。復帰する際、また同様の職場が気になるかと思います。今までの経験のプライドもあるはずです。

 

ですが、あえてここで全くジャンルの違う現場をオススメします。

 

例えば老年慢性期や精神科の病院などです。

まずは医療の雰囲気から慣れていく

期間は人それぞれですが、様々な理由から医療の現場を離れていたのは事実。

ここで、「経験があるから」とバリバリの職場を選んでしまうと、挫折に繋がってしまうリスクが大きくなります

 

急性期のドラマに出てくるような現場は大抵、

平均年齢が若く、高い技術を求められる

ことがほとんどです。

 

ショックで血流量が低下している患者の血管に刺さなけれはいけないサーフロ、一刻を争う急変時の挿管のサポートなど・・・

 

以前は当たり前に出来ていたことかもしれませんが、休職期間には知らず知らずのうちに技術は劣ってしまっているのです。

 

ここで、自分には出来ると意気込むと

「こんなはずではなかった」

と想像していたよりも出来ない自分にショックを受け、折角の復帰の機会を台無しにしてしまうおそれがあります。

復職に失敗しないために、サービスを利用しよう

現在、増えつつある潜在看護師に働いてもらえるよう、様々な取り組みがされています。

次回はそのサービスについて、ご紹介していきたいと思います。

転職サイトを利用するのも一つの方法です。実際の体験談はこちら↓↓

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