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看護師なら一度は悩む転職。これから看護師になろうか考えている人も、理想の看護師のイメージがあるのではないでしょうか?

就職場所によってもお給料や待遇、仕事内容まで様々な違いがあります。看護師の職場のメインである病院とクリニック(診療所)ついて詳しく見ていきましょう。

看護師の現状

厚生労働省の資料によると、看護師全体では、

病院勤務の看護師:約32万人
診療所(クリニック)勤務の看護師:約94万人

となっています。

病院で働いている看護師の方が圧倒的に多いってことですね。

参考:厚生労働省HPより
http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10801000-Iseikyoku-Soumuka/0000072895.pdf

しかし、看護師の年齢によっても働く場所は変化しています。

それは年齢が上がるにつれ、クリニックの割合が多くなっている
ということです。

これが示すことは、高齢になるに連れて、病院での勤務がしづらくなるということです。

事実、30代から徐々に病院から転職する看護師が増えています。

病院とクリニックの違い

  • 稼働時間
  • 患者の特徴
  • 給料
  • 福利厚生

稼働時間

病院は当たり前ですが、入院患者さんがいるため24時間稼働しています。その分看護師の負担も増え、夜勤という勤務体制があります。

それに対し、クリニックは個人経営がほとんどのため、入院患者を受け入れる施設はほとんどなく、日中の限られた時間が稼働時間となります。また、経営者の判断で診療時間や休業日も定められますので、看護師として働く際も、予定が立てやすいというメリットがあります。

夜勤という勤務体制ですが、主に2交替と3交替があります。その名の通り、2交替では日中の8時間労働の他の16時間分を継続して勤務するということです。法律違反な感じもしますが、この長時間をすっと勤務するのではなく、メンバーと交替し、休憩も十分に挟みながらの勤務となりますので、違法ではありません。3交替はよくある8時間ごとの交替制で「準夜勤」「深夜勤」と呼ばれます。

ですが、夜勤となると通常は睡眠ととるべき時間帯に働くため、身体的、精神的負担は大きくなります。そのため、年齢が上がるにつれ、夜勤が辛く感じる看護師が増加し、転職へとつながっていくのでしょう。

患者の特徴

病院では、入院している患者さんがいるため、急変も起こりうるし、動けない患者さんも多くいます。そのため、看護師は急変時の対応などに対応するスキルが求められ、患者さんにも全介助など看護師にとって負担の多いケアをしていかなければいけません。

対してクリニックでは、患者さん自身で動けることがほとんどで、看護師の役目はケアではなく、診療の介助がメインになります。

ですので、病院と診療所では、看護師の役目が全く違うのです。

給料

実際、職場を選択するにあたり、ここが一番肝心なのではないでしょうか。

ズバリ言うと、夜勤がある分、病院の方がお給料がいいといえます。

ですが、夜勤手当や残業手当がかなりの割合を占めているため、基本給で比べれば、そんなに大差がないのが本当のところです。

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福利厚生

大きな病院では休暇や手当など事細かに定められており、しっかりとそれが順守されています。ここが働く立場の人にとっては大きなメリットで、

「定年まで働いたのに、予想より退職金がもらえなかった。」

なんていう事態はほぼないと思います。

それに対し、クリニックは個人経営のため、経営者の独断で、給料や休暇、手当などさまざまな項目が決定されてしまうのです。不満があったとしても労働組合などがあるわけではないので、自分が辞めるしか道はありません。

ここがクリニック勤務の最大のデメリットといえるでしょう。

そんな私も実際、クリニックに勤務し、突然の減給があり、休みが週2日から週4日に増えたりというあからさまな嫌がらせを受けたことがあります。確実に悪いのは経営者サイドでも、働いている方がつらい思いをしなければいけないのが現状なのです。

こんな過去がありましたので、私は総合病院で定年まで働く覚悟でいます(笑)

まとめ

ここまで読んでいかがでしたか?病院、クリニックともにメリット、デメリットがあります。

それぞれの特徴と自分の希望がマッチする職場を選ばないと、転職の繰り返しになってしまいます。

就職後、後悔しないためにも事前にいろいろ調べ、納得できる職場を選んでくださいね。