
お久しぶりです!日々看護師業務を頑張ってへとへとです・・・
今回は久しぶりテキトー医療用語解説をさせてもらいます。
今回は経管栄養のお話。
マーゲンチューブ・マーゲン・マーチュー・MTは経管栄養カテーテルのこと
しかしいろいろな呼び方がありますよね。
とにかくマーゲンって言ったら経管栄養だ!ってことを覚えておけば大丈夫です。
療養病床などでは経管栄養を実施している患者さんも多く、意外と時間もかかるため、看護師の負担になりやすい業務といえます。
個人的には病棟ラウンドをしていて、経管栄養をつなげるのはいいものの、
そのまま放置してしまい、長時間患者さんが空のイルリガートルと長時間つながっているという状態に・・・
ラウンド後に慌てて外しに行くといったことが何度かありました。
一番怖いのは注入中の抜去
マーゲンチューブは胃まで挿入されていて、そこに栄養剤を注入するのを目的にしていますが、何が怖いってそれを患者さんが引っ張ってしまうこと。
経管栄養をしている患者さんって認知力が低下している方も多く、管が挿入されている苦痛で、それを体内から出そうと引っ張ってしまうんですよね。
私も何度も患者さんが自己抜去してしまい、インシデントレポートを書いた記憶があります。
しかしそれが注入中となると、もう大変。
だってカテーテルの先がどこにあるのか分からない状態になっているからです。
もし気管へ͡誤挿入されてしまったら・・・
なので注入中に自己抜去されてしまったら、とにかくすぐに注入を中止して、医師へ連絡!
そのうえで状態観察をし、口腔内や気管へ注入物があれば吸引をしましょう。
注入前のエア入り確認・ギャッジアップなど誤嚥予防も重要
みなさん、注入前にちゃんとエア入りの音を確認していますか?
面倒だと思って実施していない人は、恐ろしすぎる!!!
あれでカテーテルの先端がちゃんと胃内にあるか確認しているため、もしそれで万が一カテーテルが抜けかけていた場合に注入してしまったら、患者は誤嚥してしまうかもしれません。
あとはちゃんとファーラー位を保つこと。
日々のルーチン業務で流れ作業にならずにちゃんと根拠を持って、リスクも把握したうえで実施するようにしましょうね。私も頑張ります!
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