
社会人だけど、今からでも看護師になれるのかな・・・
と考えているアナタ。
大丈夫、コツさえつかめばなれます!!!断言します。
そして、今の時代に年齢なんて関係ないんです。
実際に40代くらいで看護師になっている人はわんさかいます。50代の方も1人くらいは知っています。
まともな学歴がなくたって大丈夫。
私はなんもとりえもない、田舎の高卒娘でした。職歴はパートと水商売のみ。
こんなテキトーな生き方をしてきた私でも、試験をクリアし、面接も何とか乗り切ることが出来て、見事看護学校へ入学することが出来ました。
今回は社会人から看護師になるための挑戦ということで、実際に社会人から看護専門学校に1発合格を果たした私が、看護学校に合格するためのアドバイスをお伝えしたいと思います。
社会人が挑戦できる看護学校ってどんなところがあるの?
看護学校って行ってもかなり種類があり、4年生の大学もあれば3年制の専門学校もあるし、とりあえず准看護師の資格をとってみようと思うなら2年制の学校もあります。
それぞれの学校の特徴や費用を知りたい場合にはこちらを参考にしてみて下さい。
そして自分が看護師になるために費やすことが出来る時間や学費などをよく考えて選ぶようにしましょう。
看護学校に挑戦する条件は高卒さえあればOK
看護学校の受験資格は基本的に高卒だけ。
そして試験科目は、基本的に国語、数学(たまに生物や英語も)、小論文と面接です。
しかし学校によって、受験資格や試験科目にかなり差があるため、事前の情報収集や過去問題集での傾向を把握することがとても重要になってきます。
ちなみに私自身がやった合格のための勉強法はこちらを参考にしてください。
受験の種類は一般?社会人?
社会人が看護学校に挑戦するためには、受験の種類も重要になってきます。
受験の方法として、社会人向けに社会人入試を実施している学校もありますし、社会人入試の枠は設けておらず、新卒の学生と一緒に一般入試を戦わなければいけない学校もあります。
ではどんな入試方法が社会人にとって合格しやすいと思いますか?!
実際に私は一般入試も社会人入試も経験しています。その結果、合格出来た入試方法はこれでした!
【看護学校受験】社会人枠と一般枠に注意!合格しやすい方法とは⁉私の受験失敗談も。
もちろん受験する学校やその人の性格、適正などによっても、おすすめの受験方法は異なります。しかし私が経験したことから言うと、社会人入試はかなり狭き門であり、なかなか合格することは難しいと思っていた方がいいでしょう。
肝心の面接試験はどう乗り切る?!
ペーパーテストは勉強をすれば結果は出てくるけれど、面接で落とされたらどうしよう・・・と不安になってしまう人も多いと思います。
私も当時面接が怖くて怖くて仕方がありませんでした。必死に練習とシミュレーションを繰り返し、家で行い、本番に臨んだのですが結果は惨敗・・・(合格した学校もありましたが)
後から振り返ってみると社会人だからこそ、面接が最も重要であり、そこを失敗してしまうとかなり痛い目に合うということがわかりました。
面接の詳細はこちら↓
社会人の私が面接で聞かれて答えられなかった質問~看護学校社会人入試で面接官に嫌われた私の失敗談~
社会人が看護学校受験をするために重要な「面接を受ける際の心得」とは
私自身看護師10年近くやってきました。
多くの新人ナースを見てきたし、社会人で看護師になった方もたくさん知っています。だからこそ、これから看護師を目指す方にはぜひ理解しておいてほしいことがあります。
実は社会人で看護師になったけれど、実は仕事に馴染めずに看護師をやめてしまったという人も実際にはいます。
もともと「看護師とはなにか」という前提をわかっていなかったのかもしれません。
これから看護学校へ挑戦して看護師になりたいと考えている方には、看護師の基本というか性質をちゃんと理解していて欲しいと思っています。
このことを理解しないで面接などに望むと間違いなく不合格になると思うので、ぜひ一度は目を通しておいてくださいね。。
看護師を目指す人が理解するべき「本当の看護師像」
看護師って皆さんどんな仕事だと思いますか?
注射や点滴をする仕事?病気を治す仕事?
イメージはかっこいいものかもしれませんが、実際にかなりの肉体労働と、精神的負担、さらには人間関係をうまくやっていかなけらば行けないというキツイ仕事でもあります。
簡単に素質みたいなものをまとめてみました。
看護師とは
- チームで行う仕事であって、個人で行動することはない(何よりも協調性が重要)
- コミュニケーションが取れないと無理
- 自己主張をしすぎるのはNG
- 根拠が大切(なぜそうするのかの理由を明確にすること)
- 人間としての当たり前の感覚(病室が汚いことに気づいたり、患者さんの様子が悪いことに気付けるような当たり前の視野の広さを持つこと)が必要
- とにかく謙虚な姿勢
一番勘違いしやすいのが「チームで行動している」ということ。
看護師に憧れてくる人の中には「自分は出来る、知識もある」と自負している方がたまにいて、実施に看護師になってからもチームに何も相談もなしにいろいろやってしまうナースがいたり、「自分は出来るから練習なんてしなくても平気」というスタンスの新人もたまに見かけます。
何度も言いますが看護師はチームで行動して、チームで看護を提供しているのです。
独断で行動してしまうとチームのみんなが何も知らない状態で、何かが起きていることになり、患者さんも非常にリスクが高い状態にあります。
「報告・連絡・相談」は当たり前のことで、それが出来ない、もしくは自分でやりたいという志向の方には看護師はちょっと向きません。
でも「出来るか不安」という場合には、ちゃんと看護学校で実習なりを通して、看護師の基本は身に付いていくものなので安心して下さい。
これが面接試験での場面であるなら面接官に
「理想の看護師像は?」
なんて聞かれて
「なんでも一人でバリバリ出来るスーパーナースになりたいです。」
なんて答えてしまうとちょっと「大丈夫かな・・・」と面接官は不安に感じてしまうかもしれませんね。
また、
「もし自分が未熟で何もできなかった時にはどうやって対応しますか?」
なんていう質問が出た場合には、まずは周囲に相談し、みんなで解決していくような回答が出来ればまぁクリアではないかと思います。
このように考えると必然と面接官がどんな回答を期待しているかがわかってくるのではないかと思います。
面接で好印象に思われるためには
面接で「この子が欲しい」と思ってもらうためにするべきことをまとめます。
- 自分を主張しすぎず、チームワークを主張する謙虚な姿勢
- 笑顔が素敵でコミュニケーションがとりやすい
- 自分のことを客観的に分析が出来る(長所、短所を理解したうえで、どう短所を乗り越えるための努力をしているのか)
- 基本的なマナーと社会人ならではの視点の広さをアピール
ここでは社会人向けの受験を書いているため、社会人の場合にはどうしても経歴や今までの過程についても突っ込まれると思っていた方がいいでしょう。
あまりに反社会的な経歴はNGですが、人生において挫折や失敗した経験は面接で伝えても決してマイナスではあっりません。
今後看護師になったらそんな患者さんたちと接していくのですから、人の痛みが共有できるという意味ではメリットになるでしょう。
面接官は看護師であり、人間です。
人間的に好かれ、看護師として「この人と一緒に働きたい」と思ってもらえるような印象を持ってもらえるようにしましょう。
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