お久しぶりです!
なぜかこのブログ、この医療用語解説シリーズが異様に人気なんです・・・(笑)
もっとこっちの記事も見てくれたらうれしいっす・・・(´;ω;`)
お給料が低い病棟看護師は副業で稼ぐ!手取り30万円以下でも収入を増やす2つの方法
CRCってどんな意味?
よく化学療法をやっている診療科(血液内科とか)などで目にする「CRC」という略語。
または何かあると
「CRCに確認して!」
という指示が医師から出たりします。
さてこのCRCってどんな意味があるのでしょうか?
CRCは治験コーディネーターの意味
CRCは治験コーディネーターという看護師を指します。
Clinical Research Coordinatorの略。
つまり化学療法とかで治験を担当する専門分野のナースというわけ。
だって病棟で働いている限り、治験の知識ってほぼないでしょ?
一般的な化学療法の知識はあっても、レジメンとズレた治療なんてわけわかめ。
でもこのCRCなら治験の専門知識を持ち合わせ、時には医師に対等にアドバイスなどもしてしまうすごい存在なんです。
治験に関することなら、よく病棟ナースもCRCから指示を受けて動いたりします。
CRCは病院のナースじゃない?
ちなみに私の病院で働くCRCは院外から派遣されています。
実はCRCには
- 派遣CRC
- 院内CRC
の2種類があるんです。
つまり外部の会社や組織に所属して、各病院へ派遣されることもあるので、ぶっちゃけ病棟ナースとの交流はあまりないかも・・・
各患者さんに一人ずつ担当CRCがついたりするので、基本的に単独行動をしていることが多いイメージ。
CRCは看護師だけじゃない
CRCについての詳しいことはこちらのサイトも参考になります。
CRCって看護師だけがなれるものじゃなくて、薬剤師や臨床検査技師の資格がある方でも希望すればなれちゃうんです。
特別な資格はありません。
治験の知識の習得とやる気さえあればできる、挑戦しやすい仕事といえますね。
実際にCRCで働くナースの評判・感想
実際に一緒に働くCRCの方に今の仕事の働きやすさや感想を聞いてみました。

気になったら求人を見てみよう
CRCの求人が探せるのは、マイナビ看護師です。

全国で124件と決して多くはない求人数ですが、他のサイトはCRC自体の求人が掲載されていないことも多いので、気になった方はお近くの求人を見てみてはどうでしょうか?
以前の病院で化学療法などをたくさんしていたので、治験コーディネーターと聞いて
「自分にもできるんじゃないか?」
と思ったのがきっかけです。
サイトで求人を探したら、意外と経験がなくても簡単に採用されて(笑)
今では子育てをしながら、パートで働かせてもらっています。
治験は化学療法と違って、かなり特殊な業務ではありますが、患者さん個人と親密にかかわれるので私は好きです。
でも治験の種類って本当にたくさんあって、複雑ではあります。
その分患者さんへの観察や生活指導などもしていかなければいけません。
でもだからこそCRCの責任は大きいと思います。
また医師や薬剤師と対等にカンファレンスができるのも、自分の自信になりますね。
治験って聞くと難しいかもしれませんが、やる気があるなら働きやすい職業だと私は思います。